野菜ソムリエプロ當間好乃の「弥生時代から人々の健康を支えてくれた野菜ニラ」

どこのスーパーへ行っても野菜コーナーのネギの傍らで大人しく(個人のイメージです)並んでいるニラ。
実は韮(ニラ)は3000年以上の長い歴史を持つ野菜の大先輩。
原産地は東アジア地域といわれ、中国西部、ベトナム、インドなどでは何と紀元前から栽培されてきた野菜です。

日本へは弥生時代、中国から伝来したといわれ、日本最古の歴史書である古事記には「賀美良(かみら)」、平安時代には日本現存最古の薬物辞典「本草和名」に「古美良(こみら)」、「万葉集」には「久久美良(くくみら)」という名で登場します。
因みに現在のニラという名前はこれらの「ミラ」が転じて「ニラ」となったそうです。

長らくは薬用の食物として薬膳粥などとして食され、野菜として食べられるようになったのは明治時代になってからのようです。

古くから人々に寄り添い、長らく日本人の食と健康を支えてきたニラ。

それもそのはず、ニラの持つ栄養や健康効果は高く優れていて、病害虫にも強く育てやすいため、南は沖縄から北海道まで全国各地で広く栽培されています。

家庭菜園としても栽培可能ですので、私も株分けして移植したものを育てています。
自分で育てるとまた愛しいものですね。あらゆる料理にたっぷり使え、大変重宝しています。

「ニラ」の持つ主な栄養とその健康効果

①アリシン・ビタミンB1の吸収を高め糖の代謝を促進・血行促進、血栓予防・食欲増進など

②βカロテン・免疫力を高める

③カリウム・血圧の上昇を抑制

④ビタミンK・止血作用、骨の健康維持

⑤葉酸・造血作用

写真は先日、沖縄地方が台風11号に見舞われた際に「ヒラヤーチー(韓国のチヂミに似ています)」にして食したものです。

粘り気の多い丸オクラを刻み少量の出し汁を加えて、もったりと粘り気が出るまで箸でしっかりと混ぜます。
そこに卵と米粉、刻んだたっぷりのニラを混ぜ合わせ、ごま油を引いたフライパンで両面を焼きます。
写真の分量で直径15cmほどのものが3枚焼けますよ。

我が家では残りの一枚を誰が食べるかでもめるほどの人気メニューです。

野菜ソムリエプロ當間好乃の「弥生時代から人々の健康を支えてくれた野菜ニラ」

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