ベジコラボOkinawaのメンバーブログへようこそ!
代表の野菜ソムリエ上級プロ堀基子です。
メンバーが3日おきにフレッシュな情報をお届けする、このメンバーブログを通じて、一人一人の得意分野や個性を知っていただけたらと存じます。
さて、前回に続き今回も、沖縄本島南部の南城市にある農業法人(有)沖縄ファームさんの玉レタス畑についてレポートさせていただきます。
グローバルGAPを取得しているこの畑では、11月から梅雨前まで玉レタスを露地栽培しています。
作業は朝早くから始まり、朝日の中で次々に玉レタスが収穫されていきます。
収穫された玉レタスは、畑の一角に集められ、切り口を上にして全員集合!!
なぜわざわざ逆立ちさせるのか質問してみたところ、収獲したてのレタスは切り口から白い液がしたたり落ちるため、サッと水で洗い流した後、こうして軽く乾かすのだそうです。
そうすることで、白い液が周囲のレタスに付いて汚れたり、傷んだりするのを防止するのだとか。
さすが、プロの技!私も初めて知りました。
ちなみに外葉はクッション材となって輸送中のレタスを守ってくれるので、はがし過ぎずに緩衝材として残し、できるだけ早く那覇市内にある兄弟会社の農業法人(有)グリーンフィールドの工場へ搬入するのだそうです。
そこで鮮度が高い状態を保ちながら、サラダやカット野菜に加工され、スーパーやコンビニをはじめ、有名ファストフードチェーンなどを通じて、皆様のお手元に届きます。
パリッとした食感がたまらない、このうえなく新鮮な朝採り玉レタス。
沖縄の収穫シーズンはまもなく終わり、カレンダーをめくるのと同時に、産地は北へと移ってゆくのです。