ベジコラボOkinawaのメンバーブログへようこそ!
代表の野菜ソムリエ上級プロ堀基子です。
メンバーが3日おきにフレッシュな情報をお届けする、このメンバーブログを通じて、一人一人の得意分野や個性を知っていただけたらと存じます。
今回は、ちょうど本日11月15日をもって創業35周年を迎えた「アセローラフレッシュ」をご紹介したいと思います。
沖縄本島北部の本部町にある農業生産法人株式会社アセローラフレッシュは、アセローラの生産・加工・販売を行っています。
今でこそアセローラは沖縄名産のフルーツの一つとして知られていますが、すべてはここから始まりました。
アセローラフレッシュ創業者は、会長の並里哲子さんと今は亡き夫である並里康文さん。
康文さんが哲子さんと二人三脚で、生産者の育成から集荷・出荷、加工・製造・販売を手がけ、本部町にアセローラを根づかせ、広めてきました。
その努力が実り、2008年には沖縄県から本部町がアセローラ拠点産地に認定されました。
沖縄県はアセローラの露地栽培の北限にあたり、国際生産量のほぼ100%が沖縄県産です。
熱帯アメリカ、西インド諸島など中南米を原産とするアセローラは、カリブ海に浮かぶ島国にちなみ、別名バルバドスチェリーとも呼ばれています。
社名にアセロラではなく、アセローラと冠したのは、ブラジル生まれの哲子さんが本来の現地での呼び方を大切にしたのだそうです。
アセローラはジュースやお菓子などの加工品としては身近ですが、生の果実がほとんど流通していないのはなぜでしょうか。
それは、果皮が非常に薄く、収穫後2~3日で傷んでしまうからなのだとか。
亜熱帯ならではの沖縄のまぶしい太陽をたっぷりと浴びて育ったアセローラの収穫期は5月中旬から10月にかけて。
私が取材に伺った日は収穫の終盤で、今年最後の愛らしい果実に出逢うことができました。
では、今から行っても、もうアセローラは味わえない?
いえいえ、心配ご無用です!
アセローラフレッシュでは、年間を通じてアセローラを味わえるよう、100%果汁ピューレ、飲むゼリー、プレミアムドリンク、プレミアムジャム、ジュース、冷凍果実など、様々な商品を開発し、販売しています。
さらに嬉しいのは、アセローラフレッシュの店頭では、アセローラフローズンやアセローラジュースなどが楽しめます。
この日はラッキーなことに限定のパッションフルーツフローズンがあり、そちらも満喫しました!
ちなみに、アセローラのビタミンC含有量は、数ある果物の中でもトップクラス。
100g当たりにレモンの約34倍ものビタミンCが含まれていて、生の果実1粒でレモン約4.8個分に相当するビタミンCが摂れます。
アセローラの鮮やかで美しい赤い色はポリフェノールの一種であるアントシアニンによるもので、同様にすぐれた抗酸化作用が期待されるケルセチンも含まれています。
甘酸っぱくて、美味しくて、色鮮やかで、ヘルシーなアセローラ。
カラダの中からキレイになりたいアナタにぜひおすすめです。
アセローラフレッシュの商品は以下のサイトからお取り寄せできますよ!
https://acerola-fresh.jp
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
次回もまたどうぞお楽しみに!