野菜ソムリエプロ野原長乃の「おかわり続出の里芋ポタージュスープ」

こんにちは。野菜ソムリエプロ&食物アレルギー対応食アドバイザーの野原長乃です。

先日、denenおきなわさんから、段ボールいっぱいの里芋を子ども食堂へ寄付して頂きました。
この里芋を使って、子どもたちになじみのあるポタージュスープを作りました。

ポタージュスープが里芋と知ると「食べない」「嫌い」「食べたことないから」と手を付けない子どもたちが続出。
「僕は飲んでみる」と料理人になりたいと言っていた男の子の「このスープめっちゃおいしい」との一言で次々とスープがなくなっていきました。
中にはおかわり5回目という子もいました。
見た目だけで里芋を苦手と思っていた子供たち、これからも食べ続けてほしいです。

インド原産サトイモ科サトイモ属の里芋は、糖質がエネルギーになるときに欠かせないビタミンB1を多く含み、むくみ解消に効果のあるカリウムをはじめとしたミネラル類をバランスよく含みます。
里芋に含まれる粘り成分は粘膜を保護し、胃腸の働きを助ける作用があり、里芋が旬を迎える秋から冬の季節の変わり目は体調を崩しやすいので、里芋で免疫力をアップしてみてはいかがでしょうか。

材料(4人分)
里芋500g、玉ねぎ1個、にんにく1かけ、バター30g、牛乳400㏄、水100㏄、塩小さじ1~2、コショウ小さじ1、パセリ適量、クルトン適量

作り方
①今回は炊飯器2台を使って里芋を蒸します。
里芋は一度洗い乾かしておきます。
ぬめりが出にくく、手がかゆくなるのを防ぐことが出来ます。
炊飯釜に水1カップを入れて、お皿を敷きます。
クッキングシートに穴をあけ、お皿の上に敷きます。
その上に里芋を重ねて入れて、炊飯します。
炊飯が終わったら、熱いうちに皮を剝き、粗く潰しておきます。
②玉ねぎとにんにくはみじん切りにします。
③鍋にバター、玉ねぎ、にんにくを入れて、弱火でじっくり炒めます。
④里芋を③に加えて炒め、水を加え中火で煮ます。
⑤ブレンダーかハンドミキサーにかけ、なめらかになったら牛乳と塩を加え、沸騰直前に火を止め器に盛り付けてパセリやクルトン、コショウをお好みで加えて出来上がり。

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