野菜ソムリエプロ手登根節子の「簡単レシピの島野菜料理!魚の冬瓜すり流し」

皆さん、こんにちは。
野菜ソムリエプロ&テトネーゼキッチンの手登根節子です。
今回は身近にある食材を使って「魚の冬瓜すり流し」をご紹介します。

トウガンは「冬瓜」と書きますが、夏に収穫して冬まで保存できることから、その名がついたようです。
日本、沖縄には5世紀頃中国から伝来されたといわれています。
果肉は白く淡白で96%が水分なので重く、1㎏ミニ冬瓜から10㎏のものまで様々です。
沖縄では主に汁物や煮物に利用されますが、お肉との相性も良いので、沖縄伝統料理のソーキ(あばら骨)や昆布を使ったソーキ汁には欠かせません。
冬瓜の表皮にある白い粉はブルームという天然成分で、水分の蒸発を防ぐ食物が自ら出しているものです。

ビタミンCやカリウムが豊富で利尿作用があり、むくみや血圧が気になる方にはおすすめの食材です。
ビタミンCは温州ミカンよりも豊富で美肌効果も期待されます。
糖が脂肪として蓄積されるのを防ぐサポニンという成分も含まれ、低カロリーでダイエットにもお勧めの食材です。
使いきれなかった場合は中綿と皮を除き、用途に合わせて大きさを変えカットし、保存袋に入れ冷凍保存しましょう。
使う時は凍ったまま加熱調理すると火の通りが早く、時短になりますので、お勧めです。

作り方は魚(白身魚)と野菜を焼き、鰹だしのきいた冬瓜のすりおろしあんをかけるだけです。
詳細は、毎月配信されているテトネーゼキッチンYouTubeをご覧いただけると嬉しいです。

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