沖縄では清明祭の行事も終わり、梅雨入りとなりました。
沖縄の梅雨は本土の梅雨とは違い、まるで熱帯植物園のような蒸し暑い梅雨です。
何かとストレスも溜まりやすくなる時期、体調管理には気をつけたいものですね。
昨日5月8日は「ゴーヤーの日」でしたね。
「ゴーヤーの日」は1997年に沖縄県とJA沖縄県経済連によって制定されました。
この頃から沖縄では夏に向けてゴーヤーの生産量も増えてきます。
夏野菜といえばゴーヤー、夏バテにはゴーヤー!!
ということで、ゴーヤーは淡色野菜?緑黄色野菜?問題。
一般的には緑黄色野菜と淡色野菜はβカロテンの含有量で区別され、厚生労働省の基準では可食部(食べられる部分)100g当たりのβカロテン量600μg以上が緑黄色野菜、それ未満が淡色野菜となっています。
しかしながら、トマトやピーマンは600μg以下ですが多く食べられるということから緑黄色野菜とされています。
同じように、ゴーヤーも実は緑黄色野菜に分類されるのです。
またゴーヤーに含まれるビタミンCはトマトやキュウリの5倍以上もあり、しかもそのビタミンCは加熱しても壊れにくいというのが特徴です。
何とも有り難いですね。
また機能性成分として特に注目されているのが苦味成分「モモルデシン」と「チャランチン」。
「モモルデシン」は肝機能を高め、血糖値効果作用、コレステロール低下作用、血圧をコントロールする作用があり、また「チャランチン」はコレステロール低下作用、血糖値をコントロールし安定させる作用があります。
ゴーヤーは他にも「モモルカロシド」や「サポニン」など多くの機能性成分を含みます。
健康効果が期待できる多くの機能性成分を含むゴーヤー。
今の私達沖縄の人にこそ、しっかり食べて健康長寿県復活!を目指したいものですね。
我が家は、この時期になると週に3−4食はゴーヤーチャンプルーを食べます。
健康のためというよりは、美味しい島豆腐と食べたくなるから。です。
今日は太めの立派なアバシーゴーヤーを買ったので、島豆腐と豚挽肉を半々にし、臭み消しにハママーチ(琉球ヨモギ)を入れて肉詰めにしました。
ソースには大宜味村産シークァーサーのマーマレードと県産パプリカを使いました。ゴーヤーの肉詰めと相性抜群でした。
ナイフとフォークで食べるゴーヤーもたまにはいいですね。