野菜ソムリエプロ當間好乃の「お正月明けは大根で餃子!」

コロナ禍も明け、新年を迎えましたが、突然の大地震で多くの方々が、厳しい寒さの中、今もなお続く余震の恐怖と深い悲しみの最中にいらっしゃると思います。
一刻も早く、また少しでもご不便から解放されることを切に願っております。

野菜ソムリエプロ當間好乃が今回ご紹介したいお野菜は、年末年始に大活躍する旬の大根と長ネギを使ったさっぱり大根餃子です。
大根といえば下手な演技をする役者さんを「大根(食あたりしない→当らない)役者」という言葉で例えられますね。
大根の持つ消化酵素(ジアスターゼ)の働きでデンプンの消化を助け胃もたれや胸焼けを防ぐ効果があり、また辛味成分のイソチオシアネートには優れた抗菌作用や血栓の予防効果があるといわれています。
ビタミンCも多く含み老化や免疫機能低下を抑制する働きもありますので、寒い冬には冷蔵庫に常備していろんな料理に使っていきたいお野菜です。
おろしやサラダ、お漬物、煮物から味噌汁の具材まであらゆる料理に変幻自在に使え重宝します。
今回、餃子の皮を大根のスライスで代用する「大根餃子」をご紹介したいと思います。
糖質制限中の方や胸焼けや胃もたれが気になる方にもおすすめです。
大根の食感と大葉の爽やかさがクセになる満足感のある一品です。是非お試し下さい。

「さっぱり食べる大葉入り大根餃子」

<材料 約20-30枚分>
・大根(輪切りスライス)30枚  ・塩 適宜  ・小麦粉 適宜
a.豚ひき肉 200g a.長ネギ 2/3本分  a.大葉 5枚  a.塩胡椒 少々
a.胡麻油 大さじ1 a.オイスターソース 大さじ2  a.みりん 大さじ1
a.生姜(すりおろし)小さじ2 a.片栗粉 小さじ2 
   
<トッピング>
・大根(おろし)お好みで適宜 ・大葉(千切り)適宜 

<作り方>
1.大根は皮を剥きスライサーでなるだけ薄くスライスし、軽く塩(分量外)をして15分ほど置き、キッチンペーパーなどでしっかり水気をとっておく。生姜はすりおろし、長ネギと大葉はみじん切りにしておく。
2.ボールにa.の材料を全て入れ、粘り気が出るまで混ぜる。
3.1のスライスした大根の内側に薄く小麦粉をふり、1の具材を写真のように乗せて中央だけをくっつけるように指で摘み、はみ出た部分を整える。
4.油を引いたフライパンに3を並べ中火の弱火で焼く。片面の焼き色がついたら少量(大さじ2~3)の水を入れ、蓋をして約3分蒸し焼きにしたら出来上がり。
※器に盛りお好みで大根おろしや大葉の千切りをトッピングしてお召し上がりください。

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