皆さん、こんにちは。
野菜ソムリエプロ、テトネーゼキッチンの手登根節子です。
お正月といえば、お節やお雑煮を召しあがると思いますが、ここ沖縄では昔からお雑煮を食べる習慣がなく、お正月の汁物といえば豚肉を使ったイナムドゥチ(猪もどき)や中身汁(モツ等の汁もの)を食べていました。
近年、ここ沖縄でもお雑煮を食べる家庭も増えてきて、全国と食文化の差がなくなってきたように感じます。
そこで今回は、我が家流の島野菜(沖縄伝統野菜)を使った、うちなー風お雑煮を紹介させていただきます。
作り方ですが、
豚ソーキ(あばら骨)は湯洗いした後2時間程柔らくなるまでじっくり煮ます。
鰹だしを足し、結び昆布、しいたけ、島野菜の島ニンジン、島ダイコンを入れて煮ます。
からし菜は別でゆでておきます。
器に具材と焼いた角餅を入れ、最後に鰹だしを注ぎ出来上がりです。
うま味のトライアングル、豚肉のイノシン酸、しいたけのグアニル酸、
昆布や野菜のグルタミン酸の三大うま味成分効果で美味しさがアップします。
良かったら、お試しくださいね。
最後に、この1年も皆さまにとって飛躍の年でありますよう祈念致します。