野菜ソムリエプロ齋藤珠美の「どうやって見分ける?赤と白、見て味わって楽しむドラゴンフルーツ」

パイナップル、マンゴーの次にでてくるのが、すっきりと優しい甘さを持つドラゴンフルーツ。
その個性的な果実は店頭でも目立つ存在です。

ドラゴンフルーツは赤と白の果肉がありますが、どうやって見分けるか?
その違いをじっくり見てみると…。

大きな違いは形状や突起物、白はやや楕円形で、外観の突起物は少なく、果皮にはツヤ感があります。
それに対して赤はコロンと丸い形をしており、突起物は白に比べて多く先は赤紫色。
写真を見ると、その違いはよくわかりますね。

沖縄では赤果肉の方が数多く出回っており、濃い鮮やかな赤色を活かして、シャーベットやアイス、ゼリー、ケーキなどのデザートに、またスムージーに活用されるなど、楽しみ方のバリエーションは様々です。

夏休みのデザート作りに、とにかく簡単で美味しい、ドラゴンフルーツで作った白玉入りのフルーツポンチはいかがでしょう。
赤果肉100g弱(細かく刻むかすりおろす)と白玉粉120gをよく混ぜ、丸めて少し凹まします。
ゆで上がったら冷水にとり、お好みのフルーツとともに盛りつけたらサイダーを注ぎます。
もちもち食感がうれしい涼しげなおやつの完成です!

もうひとつ、ドラゴンフルーツのこんな楽しみ方もありますよ。
果実の中の黒い小さな種を濡らしたキッチンペーパーの上に置きます。
数日すると芽が出てすくすく育ちだすと、次第にサボテンが形成され、写真のような大きさになるまで約1年。
ゆっくり成長した愛らしいサボテンは観葉植物としても楽しめます。
サボテンの仲間であるドラゴンフルーツ、双葉からサボテンになっていく様子を観察するのは、ワクワクしちゃいますよ(笑)

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