みなさん、こんにちは!
ベジコラボへご訪問いただき、ありがとうございます。
野菜ソムリエプロの大友美幸です。
本日のブログは前回に続いて、マクロビオティックのお話をもう少し。
どうぞお付き合いくださいませ。
マクロビオティックというと、ちょっとストイックといいますか、
制限が多くて茶色ばかりの地味な食事・・・
そんな印象を持たれる方が多いかと思います。
でも、実はそんなことはほとんどなくて、
大切なのは「バランスをとること」なんです。
では、そのバランスは何かというと、
マクロビオティック的な陰陽、だったり、
五行を用いた季節とのバランス、だったりします。
(すごく長くなるので、それぞれの詳細はここでは省略しますね。)
本日は「季節とのバランス」という視点から、
マクロビオティック的な、この梅雨の時期におすすめの食材と食べ方を書きます。
梅雨が明けると本格的な夏に向かいますので、
今のうちから食事や食べ方に気を配ることは夏バテの予防にも繋がっていく、と考えます。
【マクロビ的おすすめ食材】
青菜類/苦味のある野菜
軽い発酵食品(甘酒や納豆など)
梅/梅干し/梅酢
住んでいる土地の畑で採れるお野菜類
【マクロビ的おすすめの調理法】
さっと茹でる/蒸す/軽くマリネする
調理時間(煮物など)は短めに
漬け時間を短くしたプレスサラダ など
梅雨の時期にとくにおすすめなのが『梅干し』や『梅酢』ですが、
私は、サラダのドレッシングやマリネ液に梅酢を少々加えたり、
ごはんを炊くときに梅干しを一緒に炊いたり、
おにぎりを握るとき、塩水の代わりに梅酢を使ったりします。
そこで、今日は梅干しを使った簡単料理の第二弾!
料理教室でも大人気の、梅干しを使った『ひじきと水菜の梅サラダ』をご紹介します。
さっと茹でたひじき・玉ねぎ・れんこんを梅干しを使ったソースで和えます。
梅干しソースは、刻んだ梅肉・少量のごま油をしょうゆです。
写真のサラダは水菜と合わせていますが、
茹でた青菜(小松菜など)を和えても美味しいです。
食物繊維もたっぷりだし、海藻も一緒に摂れる、優れものサラダです。
まだまだスッキリしないお天気が続きそうですが、
さっぱり味のお料理で、気分もシャキッと、少しでも快適に過ごしたいですね。