皆さま、こんにちは！野菜ソムリエ上級プロの津波真澄です。
今回は、先日野菜直売所で見つけた珍しい果実を紹介します。
その名は「アメイシャ」。南アメリカ原産の果物です。

生産者さんの説明によると、「外は果物、中はナッツ。元気の出る果物」とか。
外は果物で、中はナッツ？？？　なんとも不思議な説明です。
モノは試し。知らないものは試してみる！が信条の私。早速購入して食べてみました。

真っ赤に熟すと食べごろ、ということなので、熟すまで待っていると、1日１〜３粒ずつ熟していきます。いいペースです（笑）。
食べてみると、果肉がほとんどなく（涙）、大きな種が1〜2個入っています。
しかし、味は絶品！まるで干し柿のような味です。干し柿が苦手な方はダメかも・・・。

次は種です。「中はナッツ」というくらいなので、食べられるはず！と思い、切ってみると、ピスタチオのような黄緑色。
おそるおそる食べてみると、フレッシュなアーモンド、という感じでしょうか。
特にクセもなく、食べられそうです。煎って食べるとおつまみになりそう。

このアメイシャ、なんでも熟すと鳥があっという間に食べてしまうため、人間の口に入るのは珍しいのだとか。
この生産者さんは、鳥たちに食べられてしまう前に収穫しているのですね。入手できてラッキーでした。
毎日少しずつ熟すので、長い間楽しめそうです。

この希少な果実、皆様も、もし見つけたら試してみてはいかがでしょう。