ベジコラボOkinawaのメンバーブログへようこそ!代表の野菜ソムリエ上級プロ堀基子です。
メンバーが3日おきにフレッシュな情報をお届けする、このメンバーブログを通じて、メンバー1人1人の得意分野や個性を知っていただけましたら幸いに存じます。
さて、こちら沖縄は今、パイナップルやマンゴーが収穫期を迎え、まさにフルーツ・パラダイスの季節です。
きらめく旬のフルーツの中でも、私が目を離せずにいるのが、直売所に並ぶ沖縄県産バナナたち。
沖縄では、前回ご紹介したナムワバナナの他にも、アップルバナナ、島バナナ、ブラジル島バナナなど、個性あふれるバナナが栽培されています。
今回はその中からアップルバナナをご紹介しましょう。
見た目はナムワバナナに似て、ずんぐりと短めです。
まだ青い状態のものを購入し、室内に吊るして追熟させました。
全体が黄色になり、一部が黒ずんでくると、いよいよ食べ頃!
断面を見ると、完熟したナムワバナナと同様に、皮が非常に薄くなっています。
糖度を計測してみると、ぴったり30度で、ますます期待が高まります。
さあ、いよいよ実食!ほどよい酸味が甘みを引き立てて、とてもフルーツらしい味わいです!!
むっちりとした食感を楽しんでいると、口の中から鼻の奥を通り、ほのかにリンゴのような香りがぬけてゆきます。
これぞアップルバナナの名前の由来なのでしょうね。
濃厚な甘み、爽やかな酸味、もちもちとした食感、フルーティな香り……またしても素晴らしい沖縄産バナナに出遭ってしまいました。
最後に、バナナの花を見たことがない方へ、写真を添えておきます。
大きなつぼみを包む花びらのように見える部分は苞葉と呼ばれ、その内側に小さなバナナの赤ちゃんが並んでいます。
この苞葉がめくれて、バナナは幾重もの段になり、房が重なった状態で成長してゆきます。
以上、沖縄県産バナナの食べ比べに夢中な野菜ソムリエ上級プロ堀基子でした。