皆さま、こんにちは!野菜ソムリエプロの手登根節子です。
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今回は、島野菜のサクナを使って、琉球伝統菓子のちんすこうをご紹介させていただきます。
材料はたったの3つ、きび糖、ラード、小麦粉です。
作り方はラードときび糖をボールにいれ、ふわっとするまで混ぜ、小麦粉を入れ混ぜて焼くだけです。
沖縄県では伝統的農産物は「島野菜」と呼ばれ、県民に親しまれています。
古くから伝統的に栽培されてきた野菜で28品目あります。
サクナは海岸沿いに多くみられますが、プランター栽培も可能です。
サクナは別名、長命草(チョーミーグサ)とも呼ばれ、抗酸化作用のある薬草で昔から、風邪や咳止めに利用されてきたそうです。
また、高血圧や内臓器官に良いといわれ、カロテン、ビタミンC及びカルシウムを豊富に含んでいます。
スイーツにもおすすめです!
ちんすこうとは、琉球王朝時代から沖縄県で作られている伝統的な焼き菓子のひとつで、琉球王朝時代に包丁人が中国へ渡り習得した中国菓子と日本菓子を琉球独自の菓子として作り上げたものといわれています。
元来は琉球王朝の王族や貴族のみが、祝い事などの時に食べることができるお菓子として珍重されたそうですよ!