野菜ソムリエプロ齋藤珠美の「グラスデザートで楽しむパッションフルーツ」

トロピカルでフルーティー、ほんのり甘くうっとりする香りが気持ちをリラックスさせてくれるパッションフルーツ。
沖縄では2月から6月頃まで収穫され、旬を迎えています。

完熟して自然落果したものだけを収穫するため、ほとんどのパッションフルーツは完熟な状態で出荷され、店頭で並んでいるものは食べ頃です。
皮がツルツルの状態なら、香り高く甘さと酸味のバランスもよく、甘酸っぱい味わいが楽しめます。

さらに追熟させると皮にシワが寄りはじめ、次第に酸味が穏やかになり甘味だけが残ります。
酸味が苦手な方は少しだけしわが寄った頃お試しください。

半分に切ってスプーンで食べるのが定番ですが、4等分に切るとひとくちサイズでスプーンなしでも食べられますよ。

アイスクリームにトッピングしたり、ジャムやドレッシング、肉料理のソースなどにもアレンジできます。
甘酸っぱい果肉が乳製品のまろやかさを引き立てるグラスデザートを作ってみましたのでご紹介します。

パッションフルーツのティラミス風

材料【直径6㎝のグラス5~6個分】
パッションフルーツの果肉…3個分
(A)マスカルポーネチーズ…200g、グラニュー糖…20g
(B)生クリーム …100g、グラニュー糖…20g
(C)パイナップル100%ジュース…150cc
 パッションフルーツ果肉…1個分
 ハチミツ…大さじ1、カステラ…4切れ

作り方
1.(A)は滑らかなになるよう混ぜ合わておく。
2.(B)は生クリームにグラニュー糖を入れしっかり
 泡立てた後、1を加えて混ぜる。
3.(C)のカステラは3等分に切る。
 ジュース、果肉、ハチミツを混ぜ液を作り、カステラ
 を浸す。
4.グラスに3を入れ、2のクリーム、パッション
 フルーツの果肉を交互に入れる。

沖縄の農家さんが日々情熱を注いで育てているパッションフルーツを今年もどうぞお召し上がりください!

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