野菜ソムリエ上級プロ堀基子の「沖縄でいちご狩り」

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代表の野菜ソムリエ上級プロ堀基子です。
メンバーが3日おきにフレッシュな情報をお届けする、
このメンバーブログを通じて、
一人一人の得意分野や個性を知っていただけたらと存じます。

沖縄産フルーツといえば、マンゴー、パイン、ドラゴンフルーツ、バナナ、シークヮーサー、たんかん……そして、なんと、いちご!!
沖縄でも近年、いちご生産者さんが増えてきており、春にはいちご狩りが楽しめるのです。
数ある生産者さんの中でも、私のお気に入りは、いちご名産地の宜野座村にあるバムセファームさん。
こちらでは5~6種類の食べ比べが楽しめます。

収穫用のカップとハサミをお借りして、さっそくハウスの中へ。
いちごの甘い香りが立ち込める広いハウスでは、通路ごとに品種名が表示されています。
この日は、かおり野、よつぼし、かんな姫、あまえくぼ、おいCベリー、そして今期初登場のスターナイト。
気に入ったいちごを見つけたら、カップを受け皿に、ハサミでカットし、さっそくいただきます。

完熟いちごの見分け方は、ヘタの付け根まで全体が赤く、表面のつぶつぶまで赤くなっていて、ヘタの葉先が反り返ったものが、甘みが強いといわれています。
さらに以前、あまおう産地の福岡の野菜ソムリエ仲間に教えてもらった、知る人ぞ知る目利きのポイントがあるんです。
実ったいちごの下に位置する先端部がもっとも糖度が高いため、鶏のとさかのように先端部がいくつも並んだ鶏冠果こそオススメなのだとか。
見た目は少々難ありですが、甘い部分が多くて食べごたえもあり、私も大好物で、今回も鶏冠果を見つけては大はしゃぎしておりました。

ちなみに、いちごと並んで咲いていた甘く香る小さな白い花「スイートアリッサム」は、虫を集めるコンパニオンプランツとして植えられています。

6種類の食べ比べの楽しさは、野菜ソムリエにとっては、まるで夢のようなひととき!
あっという間に40分が過ぎ、いちごで満腹という大満足の休日となりました。

いちご刈りとは別に、摘みたてパック入りいちごの販売もあり、運がよければ数種類のいちごを購入して持ち帰れるかもしれません。

バムセファームさんのいちご狩りはGW頃までとのこと。
40分食べ放題で、大人1800円、12歳以下の子ども1200円、2~6歳は700円、2歳以下は無料です。
完全予約制ですので、以下のHPからお申込みくださいませね。

バムセファーム
https://www.bamsefarm.com/reservation-1

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