「桶柑」 何と読むかわかりますか?
沖縄の冬を代表するフルーツといえばタンカン!
名前の由来は、台湾で桶に入れられ売られていただそう。
ポンカンとネーブルオレンジの自然交配によって誕生したとされるタンゴールの一種。
中国広東省が原産地で台湾から鹿児島へ導入され、現在は主に屋久島や奄美大島、沖縄など暖かい地域で栽培される南国のみかんです。
沖縄では山の起伏が多く、気温の寒暖差が大きい北部地域で栽培が盛んで、寒さが最も厳しくなる1月から2月頃までが収穫時期。
昨年は豊作だったため今年は収穫量が少ない裏年に当たるそうですが、台風が少なかったこともあり品質のよいタンカンが育っているとのこと。
見ての通り、表面にはキズがついていてごつごつとした手触り、皮も硬く締まっており、ちょっとむきにくいと感じる方も多いのでは?
そこで、硬い皮の柑橘におすすめ!「スマイルカット」をご紹介します。
まず、縦二等分にカットし、ヘタとお尻を横に向けさらに二等分にカットしたら、斜めにナイフを入れくし切りにします。
その名の通り、切った形が笑った口の形をしているカッティングです。
切って食べることで舌に直接果肉があたり甘さや風味もよりおいしく味わえますよ。
酸味が少なく果肉は柔らか、ジューシーな甘さとフルーティな甘い香りのタンカン。
北部の日本一早いお花見を楽しんだ後に、タンカン狩りもいかがでしょう。
この短い時期しか味わえない沖縄のタンカンをお見逃しなく!