沖縄で栽培されている冬のトロピカルフルーツ「アテモヤ」。
12月のクリスマスの時期あたりから収穫を迎え、ちょうど今から2月ごろまでが旬になります。
アテモヤはブラジル名アテスの名を持つバンレイシ(釈迦頭)と世界三大美果(ドリアン・マンゴスチン・チェリモヤ)の一つチェリモヤとの交配種です。
果肉は白くジューシーなクリーム状で、種の周りはパイナップルのような繊維質になっていて、なんとも癖になる食感です。
また程よい酸味と独特の芳香があり、糖度20~25度という圧倒的な甘さが特徴です。
この時期、沖縄の道の駅などで見かけることも多くなりましたが、どのタイミングで食べたら良いのかわからず、買うのをためらう方も多いかと思います。
アテモヤは店頭に並ぶのは全体が写真のように緑色で表面が固い状態のものが多いですが、購入後、室温で追熟させてから食します。
突起した部分が黒くなり、触ってみて表面が少し柔らかくなったら食べ頃です。
またその頃になると、ヘタの部分をつまんで引っ張るとスポッと簡単に抜けるようになるので、それも食べ頃のしるしになります。
アテモヤは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維とのバランスも良く多く含んでいて、カリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラル、またビタミンC、ビタミンB6なども含んでいますのでなんとも魅力的です。
甘すぎるのが気になる方は、レモンや青切りシークヮーサーの果汁をかけるとよりさっぱりいただけますよ。
旬のこの時期、アテスとチェリモヤの子、「アテモヤ君!!」
是非!トライしてみて下さいね。
※写真は生前実家の父が植えたアテモヤの木と収穫した実です。