沖縄では旧暦の12月8日(今年は新暦1月10日)にムーチーを食べて厄払いをする風習があります。
餅のことをムーチーと呼び、「鬼餅」と書きます。
月桃の葉のことを「カーサ」と呼び、カーサに包んで巻くことから「カーサムーチー」と呼ばれ、
作ったムーチーはお仏壇やヒヌカン(火の神)にお供えし、家族の健康を祈願します。
赤ちゃんが生まれた家では「初ムーチー」を親戚やご近所へ配るのが恒例となっています。
今回は島野菜の紫山芋、島にんじん、フーチバーを蒸して混ぜて作ってみました。
粉類を混ぜて、水を粉の7割ほど入れ耳たぶくらいの硬さにこねて丸め、
カーサに包んで20分程度蒸すと出来上がりです。
市販のパウダーを使うと手軽にできるのでお勧めします。
沖縄伝統のムーチーを手づくりで楽しんでみませんか。