沖縄の伝統的な農産物のひとつサクナのフレッシュな風味を気軽に楽しむ私の食べ方をご紹介します。
サクナは沖縄方言の呼び名で、和名をボタンボウフウ、長命草といい、セリ科に属する多年草です。
年間を通して収穫され、特にファーマーズマーケットなどで売られています。
過酷な自然環境の中で育ち生命力が強く栄養も豊富、ビタミン、ミネラル、食物繊維をはじめ、なかでもポリフェノールの含有量が高く、古くから美容と健康をサポートする薬草として珍重されてきました。
厚みはあるが柔らかい葉は、少しほろ苦さもありますがクセはないので、和食だけではなく洋食やエスニック料理などにも合うでしょう。
葉を重ねて細く刻むと、セリ科の仲間らしいハーブを思わせる特徴のある香りは料理の風味を引き立ててくれます。このフレッシュな風味を楽しみながら、細切りにしたサクナを様々な料理に活用しています。
・キャベツの千切りに混ぜる
・千切りダイコン、タマネギスライスのサラダに混ぜて
・グリーンスムージーの葉野菜と一緒に数枚加える
・魚介類のカルパッチョに散らして
・ジャコや小エビと一緒にかき揚に
・ペペロンチーノやトマトパスタなど
細切りにするとさまざまなお料理のアクセントになるサクナ、日々の食卓に島やさいの美味しさをどうぞ。
