野菜ソムリエ上級プロ堀基子の「糖度37.2度!!沖縄産ナムワバナナ」

ベジコラボOkinawaのメンバーブログへようこそ!代表の野菜ソムリエ上級プロ堀基子です。
ベジコラボOkinawaのメンバーが3日おきにフレッシュな情報をお届けする、このメンバーブログを通じて、メンバー個々の得意分野や個性を知っていただけたらと存じます。

さて、昨今、沖縄の野菜ソムリエ仲間が注目しているのが、新顔のナムワバナナです。
沖縄では以前から島バナナが栽培されていましたが、最近、直売所などを中心に、齋藤珠美さんの前回のブログでも紹介されていた「ナムワバナナ」という品種を見かけるようになりました。
いくつかの生産者さんの名前のものが並ぶ中、ひときわ目を引いたのが「ぐしちゃん銀バナナ」。こちらも栽培希少種のナムワヌアン種です。
おなじみのフィリピンバナナに比べると、長さは短いものの、他のナムワバナナよりも圧倒的に太く、ずんぐりむっくりしています。
説明書きには「糖度30度以上を計測」との文字が!思わず期待がふくらみます。
島バナナと同様に、まだ青いものを購入し、室温で吊るして熟すのを待つこと数日。皮が黄色になり、一部が黒くなってくると食べ頃です。
まずは切ってみると、皮が薄いこと!水分が減って、糖度が増して、甘みがギュッと濃縮されているに違いありません。
糖度計で計測してみると、なんと糖度37.2度!!もはやスイーツの領域です。
食べてみると、モッチリもちもちの食感で、とろけるような甘さの中、ほのかに酸味もある一方、バナナ特有の臭いがほとんどなく、驚きの美味しさでした。
沖縄の直売所をのぞいてみると、今回のナムワバナナをはじめ、島バナナ、三尺バナナ、アップルバナナなど、様々な種類のバナナに出遭うことができます。
現在はパイナップルの収穫期が続いており、梅雨が明けて夏本番を迎えると、ドラゴンフルーツ、マンゴー、島バナナといったトロピカルフルーツも旬を迎えます。
安心して旅を楽しむことができない今、せめてお取り寄せで沖縄の夏の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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