野菜ソムリエプロ&アレルギー対応食アドバイザーの野原長乃です。
木に実っていっぱいあるからといただいた青果パパイヤ。
熱帯アメリカ原産で沖縄では方言でパパヤーと呼ばれ、熟した果実を生食、または青果を肉類などと共に煮たり、炒めたりして食べます。
特に青果に含まれるタンパク質分解酵素のパパインはお肉を柔らかくしてくれるので、豚肉や鶏肉と一緒に炊いたものがよく食卓に並びます。
肉を調理する前にパパイヤをスライスしたものを上にのせたり、葉で包んでおくだけでも効果があるそうです。ただ
し、葉(若葉)に含まれるカルパインは中枢抑制作用を持つため口にしないようにしてください。(おきなわ野の薬草ガイドより)
最近では各種炎症や手術後の回復にも効果が期待されています。
県外の方から青果パパイヤの食べ方を教えてほしいとのことで、お土産にいただいた柚で、ゆず大根ならぬ、ゆずパパイヤを作ってみました。
【材料】
青果パパイヤ500g
シリシリーします
柚の皮2個分
細く千切り
調味液A
りんご酢大さじ5
きび糖大さじ5
海塩小さじ1
島唐辛子1\2本分
【作り方】
1.青果パパイヤはシリシリーしてボウルに入れます。
2.柚の皮の黄色い部分を細切りにして①のボウルに加え混ぜます。
3.調味液Aをすべて小鍋に入れて火にかけて沸騰させ火を止めて粗熱を取ります。
4.①に③を加えてよく混ぜて調味液をよく馴染ませたら出来上がりです。
作り方はゆず大根を参考にして、大根を青果パパイヤに置き換えて作りました。
今市場にはたくさんの青果パパイヤが並んでいます。
柚の代わりにシークワァサーや沖縄レモンでも作れます。
試してみてくださいね。