野菜ソムリエプロ齋藤珠美の「沖縄で育ったグレープフルーツ」

10月下旬、職場でお裾分けいただいたグレープフルーツ。
なんと沖縄県産!初めて出会いました。

流通しているグレープフルーツのほとんどが南アフリカやアメリカなどからの輸入品。
国内では熊本県や宮崎県、静岡県などで栽培されてはいるものの、外国産に対しその流通量はまだまだ少ない果物。
国内産というだけでもインパクトがあるのに、沖縄県産なんて。

伺った話によると、庭に木を植えてから20年ほど、5年前から実をつけだしたものの台風などで実が落ち、収穫はまちまちでしたが、今年は台風直撃の影響もなくたくさん実をつけたそうです。

外側の皮にはキズなどありますが、それも沖縄の強い風や雨に負けずに育った証。
ナイフを入れるとさわやかな香りが広がり、鮮やかな赤い果肉は、ぷちっと歯触りがよく、ほどよい苦味とすっきり優しい甘さ。
そしてなんといっても果汁がたっふり。
そのまま食べるのもよし、ジュースやスムージーにも。

早速フルーツカッテング、クリスマスのアイテムを添えて仕上げたフルーツプレートは、赤い果肉がアクセント。
豊かな実りに感謝していただきました。

沖縄の気候でのびのびと育ったグレープフルーツ、次の収穫も楽しみです。

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