野菜ソムリエプロ野原長乃の「沖縄伝統野菜ゴーヤー(ニガウリ)のワタの活用法」

こんにちは。
野菜ソムリエプロ&アレルギー対応食アドバイザーの野原長乃です。
5月8日はゴーヤーの日です。
平成9年(1997年)、ゴーヤーの国内栽培発祥の地として知られる沖縄県が記念日として提唱しました。
「ゴー(5)ヤー(8)」と読む語呂合わせが由来です。

沖縄ではゴーヤーと呼ぶのが一般的ですが、全国的にゴーヤと呼ばれているのを耳にします。
ゴーヤーは野菜の中でも栄養価が高い旬の時期に積極的に取り入れてほしい野菜です。

これから夏の終わりまで食卓に上ることが多くなるゴーヤーですが、みなさんは「ワタ」はどうしていますか?
ゴーヤーのワタには豊富な栄養素が含まれています。
ワタに含まれるミネラルの含有量は実の部分の1.5倍以上というデータもあり、ほかにもビタミンCや食物繊維も含まれているためワタの部分も是非食べていただきたいです。
「ゴーヤーのワタ」は意外にも苦みはほとんどなくふんわりとした食感も楽しめます。

私のおすすめは「タコライスのタコミート」です。
ゴーヤーの端の部分と、ワタの部分、肉は使わず、たんぱく質はひよこ豆を使いました。

【材料(2人分)】
ゴーヤー両端分3㎝くらい
ゴーヤーのワタ 1本分
ひよこ豆 1パック
にんにく1片 
セロリ5㎝
玉ねぎ1/4個
パプリカ赤・黄 各1/4個
人参 1/4本
オリーブオイル 大さじ1
タコスパウダー1袋
  又はチリパウダー小さじ2
    クミンパウダー小さじ1/3  
    コリアンダー小さじ1/3
    オレガノひとつかみ
    ナツメグひとつかみ
    トマトケチャップ大さじ2~3
    塩コショウ 小さじ1/2

サルサソース
    ミニトマト8個
    きゅうり1/4本
    トマトケチャップ大さじ3
    リンゴ酢大さじ2
    塩コショウ 小さじ1/4
    タバスコ お好みで

キャベツの葉2枚(レタスの代用)
ベビーリーフ1/4袋
豆乳とココナッツオイルから作ったシュレッド 適量
*大豆アレルギーのある方はシュレッドの使用はお控えください。

【作り方】
1.ゴーヤー、ゴーヤーのワタ、パプリカ、人参、セロリ、玉ねぎは5mm角にきり、豆は野菜と同じ大きさになるように刻み、にんにくはみじん切りにする。
2.キャベツは5mmの千切りにし電子レンジ600Wで1分加熱、ベビーリーフは洗って一口大にちぎる。
3.ミニトマト、キュウリはみじん切りにし、サルサソースを作る。
4.フライパンににんにくのみじん切りとオリーブオイルをいれ、火にかけ玉ねぎとセロリを炒め、人参、パプリカ、ゴーヤー、ワタ、豆を加え炒め、タコスパウダーを入れ、トマトケチャップと塩コショウで味を調えます。
5.ご飯の上にキャベツ、タコミート、ベビーリーフ、サルサソースをかけ、シュレッドを乗せたら出来上がり。
大豆アレルギーのある方はシュレッドの使用はお控えください。

今回の器は実家や野原家に眠っていた1970年代にUS NAVYアメリカ海軍でよく使われていた、オールドパイレックスコーニングブルーバンドボウルを使いました。
やちむんも好きだけど、軍払い下げの食器類も沖縄にはたくさんあります。
沖縄伝統野菜とアメリカの器のコラボを楽しんでみました。

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