野菜ソムリエプロ野原長乃の「子どもたちにもおすすめの赤島らっきょう」

最近、市場や直売所、スーパーマーケットで赤い島らっきょうをよく見かけるようになりました。
別名「ハイブリッドらっきょう」と呼ばれている、紫玉ねぎと在来種の島らっきょうの交配によってできた品種です。
外皮はきれいな赤紫色でシャキシャキとした食感が特徴です。

実家の父から毎年たくさんの島らっきょう・赤島らっきょうをもらいます。
子どもの居場所の子ども食堂でも、支援物資の野菜の中に島らっきょう・赤島らっきょうがありましたが、定番のチャンプルーや天ぷら、浅漬け、ピクルスは、強い香りとピリッとした辛さが苦手なようで食事には使っていませんでした。
今回はこれもまた実家の父が作った今が旬のミニトマトも加え、簡単に作れる炊き込みご飯にしました。
加熱することで辛味をやわらげ、甘みが増しすべての年代の方にも食べて頂けます。

実は私も島らっきょうは食物アレルギーの関係で、辛みで喉が痒くなるため、生で食べることができず、いつも一度蒸したり、ゆでたりしてから調理に使います。
炊き込みご飯なら手軽に作れます。

赤島らっきょうは、葉の部分をはさみで切り落としてから、りん茎の部分をビニール袋に入れて、袋の外からもむと剥きやすく、根元をはさみで切り落とします。
葉の部分は茶色くなった部分を取り除けばOKです。
できるだけ触らずに下処理できます。

・材料
洗ったお米2合
赤島らっきょう10本(薄い輪切り)
ミニトマト20個
塩 小さじ1/2 (または塩こうじ小さじ1/2)
水 2合分

・作り方
すべての材料をお釜に入れ、炊飯器の炊き込みご飯モードで炊きます。
仕上げに島らっきょうの葉のみじん切りを振りかけます。
食物アレルギーが無ければ、ベーコンや豚肉、とうもろこしを入れてもいいですね。

私は一度にたくさん作って、焼きおにぎりや、ドリア、雑炊にアレンジしています。
ぜひお試し下さい。

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