野菜ソムリエプロ野原長乃の「おすすめのレタス活用レシピ」

こんにちは。
野菜ソムリエプロ&食物アレルギー対応食アドバイザーの野原長乃です。

これまで子どもの居場所こばんちにて、子ども食堂のお手伝いをしてきましたが、この期間たくさんの野菜の支援がありました。せっかくいただいたのに使い切れなかった野菜が「レタス」でした。

レタスには、葉の色が薄く丸く結球する玉レタスと葉が緑色で丸くならない葉レタスがあります。
一般的に「レタス」といえば玉レタスのことを指します。β‐カロテン、ビタミンC・E、カリウム、カルシウム、葉酸などの栄養素を含んでいます。
比較的多く含まれているのがビタミンEで、β‐カロテンやビタミンCと共存することで抗酸化作用がアップします。細胞の老化を防ぎ、粘膜や髪を健康に保つほか、心臓病予防にも効果的とされています。美肌作りやストレス抑制にも有効で、ビタミンEはラットの不妊症に効果のあったレタスの未知物質Xから発見されました。コレステロールの上昇抑制、血圧の調整とともに、ホルモン分泌を整え、生殖機能の健康維持に効果的です。カリウムは体内の水分代謝を正常にし、むくみ解消に効果的です。

レタスは乾燥に弱いので、冷蔵庫で保存するときは芯の部分に水で湿らせたキッチンペーパーを当ててからポリ袋に入れます。使いかけの場合レタスの外葉で包むと鮮度が長く保てます。

今回は5種類のレタス(玉レタス・ロメインレタス・サニーレタス・リーフレタス・サラダ菜)を使いました。たっぷりと食べられるよう、油で炒めてレタス特有の青臭さを和らげ、スープにすることでうまみをまとい無理なく美味しく食べることができます。水に溶け出す栄養素もちゃんと摂ることができます。

【レタスでごま香るピリ辛味噌スープ】

材料(4人分)
レタス 1玉
ロメインレタス 1/2玉
サニーレタス 1/2玉
リーフレタス 1/2玉
サラダ菜 1/2玉
鶏ささみ 4切れ
しめじ 1袋
ごま油 大さじ1
にんにく 1/2片
豆板醤 小さじ2
スープ
  豆乳 400ml
  水 600ml
  発芽玄米味噌 大さじ2
  ねりごま(白) 大さじ2
  すりごま(白) 大さじ2

作り方
1.玉レタスはステンレスの包丁を使い横に半分に切り、洗って逆さにして水気を切ります。葉レタス類も洗って水気を切ります。しめじはほぐしておきます。
2.1と鶏ささみを食べやすい大きさに切ります。
3.大きめの鍋にごま油とにんにく、豆板醤を入れ火(強火)にかけ、鶏ささみを炒め焼き色がついたら、しめじ、レタス(仕上げ用を少し取って置く)を入れて炒め、水を加えて中火にして5分煮ます。
4.豆乳を加え、味噌、ねりごま、すりごまを合わせて、3に加え沸騰直前に火を止めて、器に盛り付け仕上げ用のレタスを飾り出来上がりです。

にんにくや豆板醤はお好みで調整してください。
味噌はナカマ工房で作った発芽玄米味噌を使っています。
発芽玄米味噌は出汁を加えなくても美味しいので、市販の味噌を使う場合はスープの素を加えてください。

月二回ナカマ工房にて、味噌を使ったランチプレートのお手伝いをしています。
興味のある方はナカマ工房ワークショップの内容をご覧ください。
 こだわり玄米味噌作り及び沖縄料理
 ランチプレート(発芽玄米ご飯・みそまる・地元野菜を使って)
 毎月第1・3日曜日10:00~13:00(今月は3月17日)
 参加費 5,000円(味噌持ち帰り2㎏)
     2,000円(味噌持ち帰りなし)
 申し込み 098-998-7273  ナカマ工房
      090-5283-3346 (名嘉眞みどり) 

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