野菜ソムリエプロ野原長乃の「子どもたちに知ってほしい、食べてほしい、ナス」

こんにちは。
野菜ソムリエプロ&食物アレルギー対応食アドバイザーの野原長乃です。

カラベジ農家さんから、子ども食堂の食育用に長ナスをいただきました。
沖縄では長ナスが一般的に流通しています。
果肉はやわらかく、炒め物や、焼きナスに向いています。
今回はナスのいろんな食べ方を知ってほしくて、高学年の子たち向けの冷凍できる常備菜として作ってみました。

実は、子どもたちはナスが苦手です。
皮をむいてスープにすると、みんな大好きでよく食べてくれますが、皮つきのまま調理すると食べてもらえません。
ナスの皮の紫色の色素成分はナスニンと呼ばれ、抗酸化作用を持つポリフェノールの一種で、ナスの苦みの成分クロロゲン酸は活性酸素の働きを抑える作用や老化防止、がん予防、血圧や血糖値の正常化に効果があるとされているので、この時期から少しでもナスの魅力を知って食べてくれる子が増えるといいなと思っています。

そこで、皮を半分だけむいて調味料をしみこませる方法で試してみました。

ヘチマの味噌煮を作ったときは、大人が美味しいと食べているそばで、子どもたちに「これなあに?」と興味を持ってもらうことで、食べてもらえました。
ヘチマのように食べてもらえるか11月10日が楽しみです。

材料
ナス 8本
ゴマ油 大さじ3
調味液A
 ショウガすりおろし 1かけ
 ニンニクすりおろし 1かけ
 しょうゆ 大さじ3
 みりん 大さじ3
 白すりゴマ 大さじ4
 きび糖 大さじ3
 豆板醤 小さじ1

作り方
①ナスは皮をシマシマにむき、縦に4等分にしてさらに長さをお好みで1cm~4㎝に切ります。
②フライパンにゴマ油を入れてナスを焼き、バットに入れます。
③鍋に調味液Aを入れ沸騰させます。
④②に③を熱いうちにかけ、冷めたら小分けにして保存袋に入れて、冷蔵または、冷凍保存します。

冷蔵は4日、冷凍は2週間くらいでお召し上がりください。


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