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ベジコラボへご訪問いただき、ありがとうございます。
野菜ソムリエプロの大友美幸です。
本日は自宅での料理教室Mother’sKitchenの「台湾ごはんコース」から今月の人気メニューをご紹介します。
「涼拌花生」という、茹でピーナッツの和えものです。
ピーナツというと私たち日本人は落花生やバターピーナッツを思い浮かべますが、台湾ではこうして食事でいただきますし、甘く煮たピーナッツは豆花のトッピングで人気です。
そもそも「落花生」はマメ科ラッカセイ属の野菜で、木になる実(ナッツ)ではなく、開花した花が地中に入って豆莢となる豆。
畑に出来る木の実、という意味でピーナッツとも呼ばれます。
私たちにとってのお馴染みの呼び方ですね。
日本には江戸時代に中国を経て伝わったため「南京豆」と呼ばれていました。
売られているピーナッツは安価な中国産が多いですが、日本でピーナッツといえば千葉県ですよね。
採れたての落花生の塩茹でも美味しいものです。
「涼拌花生」は薄皮が付いた状態のピーナッツを茹でて作りますが、ピーナッツを茹でるときに八角を入れて香りを付けるのがポイントです。
レッスンでは八角の香りが苦手な方のために、八角は控えめに使っています。
がっちり香りを付けても美味しいですよ。
茹でることでピーナッツの余分な油が抜けて、食感はホクホクしています。
味付けはシンプルに、塩・白コショウ・ごま油。
刻んだニンニクも加えています。
おかずとして食べてもいいし、ビールのおつまみとしても美味しいです!
「自分で作るのは大変~!」という方は、台湾へ行かれたり、台湾料理屋さんで見かけたら、食べてみてくださいね。