先月末には沖縄の一大行事、旧盆も終わりほっと一息ついていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
我が家では両家にトートーメーがありますのでウークイ(お送り:旧盆の最終日)の後には両家のウサンデーした果物やお供えものでいっぱいになります。
ウサンデーとはお供えしたものを頂き、ご先祖に対し敬意と感謝を持ってそのご加護に預かるという意味があります。
ですので、両家からの大量のウサンデーにビビりながらも、そのことを肝に銘じる日でもあります。
今回はお供物の定番、バナナとパイナップルを使った我が家でも大好評の「簡単パウンドケーキ」をご紹介したいと思います。
バナナをたっぷり使いますのでお年寄りからお子様まで、嬉しいお手軽おやつになります。
すでにバナナを冷凍保存していらっしゃる方はそれをお使い頂けます。
またパイナップルは少量の砂糖で煮詰めて冷凍保存しておけばヨーグルトのトッピングやお肉のソースからスウィーツまでいろいろ使えて便利ですよ。
「たっぷりバナナとパイナップルのしっとり簡単パウンドケーキ」
・材料(18cmパウンド型使用)
バナナ(正味) 200g
パイナップル(煮詰め冷ましたもの)60g ※1
太白胡麻油(米油でもOK!) 30g
きび糖 50g
卵 1個
薄力粉 120g
ベーキングパウダー 小さじ1
シナモン 小さじ1/2
・作り方
1.粉類(薄力粉、ベーキングパウダー、シナモン)は予めビニール袋にまとめて入れておく。
2.ボールに分量のバナナを入れマッシャーなどでしっかり潰し、太白胡麻油、きび糖を入れよくすり混ぜ、溶き卵1個分を3回に分けて入れその都度よく混ぜる。
3.1の粉類を2に入れ、ここからはゴムベラでさっくり混ぜ、まだ粉がうっすら残っている状態で予め煮詰めておいたパイナップルを入れ全体をさっくり混ぜ合わせ、粉が見えなくなったら止める。
4.3をクッキングペーパーを敷いたパウンド型に流し入れ、180℃のオーブンで25分焼き中央を竹串でさして生地が着いてこなければ出来上がり。
*パイナップルは皮と芯をカットし、約1cmの角切りにし、200gに対して大さじ1〜2のきび糖を入れ鍋に水気 がなくなるまでしっかり煮詰め冷まして使います。
*ちなみに上記のパウンドケーキはパイナップルを入れなくてもその分量で美味しく焼けますが、煮詰めたパイナップルを入れることで酸味が入り飽きのこない美味しさになります。