こんにちは。
野菜ソムリエプロ&食物アレルギー対応食アドバイザーの野原長乃です。
実家からシブイ(冬瓜)と今年最後の赤らっきょうを頂きました。
夏の定番シブイのそぼろ煮に赤らっきょうを加えてみました。
シブイは96%が水分ですが、ビタミンCやカリウムが豊富で利尿作用を促進したり、ダイエットにも向いている島野菜です。
赤らっきょうは最近よく市場や直売所などで見かけるようなった、別名「ハイブリットらっきょう」または「越のレッド」と呼ばれている品種で、玉ねぎと在来種のらっきょうにより出来た品種だそうです。
八重瀬町で栽培されています。
沖縄産の赤らっきょうは辛味と香りが強く、農家おすすめは塩漬け、天ぷらだそうです。
食物アレルギーのある私はらっきょうに含まれるアリシンの殺菌・抗菌作用で口の中の粘膜がかゆくなるので、細かく刻み油と調理することでアリシンの成分を壊すことなく食べることができます。
さらに片栗粉でとろみをつけることで粘膜に負担なく食べやすくなります。
アリシンはビタミンB1の吸収をよくする働きがあるので、豚肉を使うと疲労から来る肩こりや腰痛の予防効果も期待できます。
また、フルクタンと呼ばれる食物繊維がたっぷり含まれているので腸内環境を整えてくれたり、血糖値の上昇を抑えコレステロール値を下げる効能も期待できます。
一番はシブイ(冬瓜)と合わせることでヘルシーなメニューになります。
但し、らっきょうの食べ過ぎには注意してくださいね。
腹痛を起こす可能性があります。
材料 4人分
シブイ(冬瓜) 中くらい1/2個
赤らっきょう 10本
ひき肉(豚肉または鶏肉) 150g
昆布、しいたけ出汁 100ml
塩こうじ 大さじ2
片栗粉 大さじ1(大さじ2の水で溶く)
こめ油 大さじ1
作り方
1.シブイ(冬瓜)は3~4㎝角に切り、赤らっきょうは葉も一緒にみじん切りにします。
2.鍋に出汁とシブイ(冬瓜)を入れ柔らかくなるまで弱火で煮る。
3.フライパンにこめ油、ひき肉を入れてから弱火でじっくり炒め、色が変わったら赤らっきょうと塩こうじを加えて中火でさっと炒める。
4・火を止めてから水で溶いた片栗粉を加えて混ぜ、火をつけてとろみがついたら火を止める。
5・器に2を盛り付け、上から4をかけたら出来上がり。