野菜ソムリエプロ齋藤珠美の「パイナップルなのに桃!?柔らかい味わいのピーチパイン」

パイナップルが好き!という方も多いのではないでしょうか。
今年もいよいよ沖縄のパイナップルのシーズンが始まりました。

沖縄で収穫されるパイナップルはいくつか種類がありますが、まず最初に出てくるのが、ちぎって食べられるボゴールパイン(ポコットパイン)と今回ご紹介するピーチパインです。

正式名称はソフトタッチといい、1999年に品種登録された沖縄生まれの品種で、その名の通り桃を思わせる芳醇な香りと、白桃のような白い果肉からピーチパインと呼ばれています。

一般のパイナップルが700g~1.5kg位であるのに対し、ピーチパインは1玉400~800gと小ぶりなので買いやすく、2~3人で食べるにはちょうど良いサイズ感。

白い果肉は一見酸味がありそうなイメージですが、酸味は少なくなめらかでクリーミー濃厚な甘さが特徴で、芯も比較的柔らかなためおいしく食べられます。

他のパイナップルとは違い、果皮の色味が次第に赤みを帯びてくるのも特徴のひとつ。
しばらく置くことで酸味も抜けてきますが、果肉が茶色に変色してくるので早めにお召し上がりください。
果皮が青っぽくても十分美味しい状態ですよ。

石垣島で4月~6月、沖縄本島で6月~7月と収穫時期も短いピーチパイン。
畑で完熟させたものを収穫するので糖度も高く味も香りも絶品!
この時期ぜひ食べていただきたいパイナップルです。

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