発酵x美〜ガンを通じて、カラダの内側から美しく健康になる方法をお伝えしている津波真澄です。
日本の国菌である「麹菌」。
麹には酵素が含まれているのですが、その素晴らしい点は、タンパク質・炭水化物・脂肪すべてを消化分解できることです。
通常食べ物に含まれている酵素が消化分解できるのは、どれか1種類なので、麹のパワーはすごいですよね。
そして沖縄で麹といえば、忘れてはならないのが黒麹菌。
ご存じ、泡盛の原料の一つです。
先日、海外からのお客様を連れて、昔ながらの伝統的な手法で製麴を行っている泡盛酒造所「松藤」にお邪魔してきました。
到着すると、入り口付近から、泡盛の香りが漂っています。泡盛好きの私は、その時点ですでにテンションアップ(笑)。
幸せな香りに包まれながら、スタッフの方に酒造工程をご案内していただきました。
まず洗ったタイ米を蒸し、黒麹菌をまぶし、製麴(せいきく)します。
製麴工程で重要な攪拌作業を機械化しているところもありますが、松藤では機械で攪拌するのではなく、麹菌の入り具合を見ながら、手作業で行います。
できあがった黒麹をタンクに仕込み、発酵させていきますが、ここでも人間の目で確かめながらの攪拌作業。ちょうどその作業を拝見することができました。
その場にいると、発酵の香りに癒されます。
発酵工程が終わると常圧蒸留、濾過、熟成を経ていよいよ泡盛のできあがり!
そして、酒造見学の醍醐味!蒸留仕立ての泡盛を試飲させていただけます。
試飲のみならず、これを手に塗るとしっとりするのよ、と惜しげもなく柄杓で手のひらに並々と注ぎ、ローションにもなることを体験させていただきました。
お米の持つ脂肪分が良い保湿剤として働き、塗ったそばからお肌がしっとりしてきます。
酒造見学の後は、各種泡盛やもろみ酢の試飲、購入が可能。
琉球王国時代から伝わる沖縄の誇る文化の一つ、泡盛。
酒造見学未体験の方、次のお休みに、行かれてみてはいかがでしょうか。
なお、松藤の酒造見学は予約が必要です。
予約はこちらから
https://sakiyamashuzo.jp/about-sakiyamasyuzo/factory-tour/apply-factory/
津波真澄 Instagram: https://www.instagram.com/masumitsuha/