ベジコラボOkinawaのメンバーブログへようこそ!
代表の野菜ソムリエ上級プロ堀基子です。
メンバーが3日おきにフレッシュな情報をお届けする、
このメンバーブログを通じて、
一人一人の得意分野や個性を知っていただけたらと存じます。
私が応援している沖縄産「ぐしちゃん銀バナナ」。
今回は畑を離れ、番外編ということで、秋バナナと冬バナナの大きさ比較と、オススメ保存法をお伝えします。
前回、秋に収穫される果実に比べ、冬に収穫される果実は、ちょっと小ぶりになるとお伝えしました。
そこで、完熟した状態で、11月下旬収穫の秋バナナと、1月末収穫の冬バナナを、横に同じボールペンを置いて撮り比べてみました。
左が秋バナナ、右が冬バナナ。冬バナナの方が小ぶりなのがお分かりいただけますか?
お味の方は、12月上旬あたりまでは夏の太陽をたっぷり浴びた秋バナナとほとんど変わりませんでした。
が、冬バナナは、爽やかな酸味が少しだけ強くなり、よりフルーツ感が楽しめるように感じました。
どちらか好きかと聞かれたら……う~ん、スミマセン、どっちも好き!
甘味と酸味のバランスを糖酸比といいますが、フルーツの美味しさは糖酸比が大切だと思います。
たとえば、イチゴやミカンなどは、甘みと酸味が引き立て合ってこその美味しさなのではないでしょうか。
沖縄名産のマンゴーも、甘いだけじゃなく、ちょっと酸味がある方が私は好きです。
だから、甘いだけのバナナより、ほのかに酸味がある「ぐしちゃん銀バナナ」派なんですね。
ちなみに「ぐしちゃん銀バナナ」をお取り寄せすると、約2kgで20本、約3kgで30本、約5kgで50本が一気に届きます。
自宅で追熟してゆく様子を楽しめるところが、また楽しいのですが、困っちゃうのが一気に完熟しちゃうこと。
食べ頃になったら、皮をむき、果肉に切り目を入れ、1本ずつラップで包んで冷凍しておくと、そのままヨーグルトに添えたり、スムージーにして楽しめます。
でも、できるなら生のまま長く味わいたいですよね。
そこで、私、なんとか冷蔵できないものかと、試行錯誤を重ねました。
そしてたどり着いたのが、この方法です。
10日間も冷蔵しても、ご覧の通り!
生のまま十分美味しくいただけます。
【ホリ流バナナ冷蔵保存テク】
①広げた新聞紙を8等分に折り、房のバナナの1本1本の隙間に挟みこんで包む。茎はアルミホイルで包む。
②全体をすっぽり新聞紙で包み、野菜保存袋に入れ、実に負荷がかからないように茎を下にして冷蔵庫の野菜室へ。
③食べるときは、1本ずつ取り出し、残りは再び全体を②の要領で冷蔵する。
房のまま1本ずつ包むのは面倒!と感じる方は、1本ずつ切り離してから包んでもOKです。
茎をアルミホイルで包むのは、熟成を促進させるエチレンガスの放出を抑える効果が期待できるから。
新聞紙で1本ずつ包むのは、空気を遮断してエチレンガスから守りながら、低温障害からも守るため。
冷蔵庫の中でも野菜室に入れたのは、冷蔵室よりも温度設定が高めなので、より低温障害を起こしにくいという理由です。
冷蔵すると、どうしても皮が黒くなりますが、中の果肉は変色していなければ、問題なく食べられます。
ちなみに、13℃以下になると追熟が止まってしまうため、届いてすぐの青いままのバナナを冷蔵するのはNGですよ。
3日後のメンバーブログでは「ぐしちゃん銀バナナ」を楽しむオリジナルレシピを、そして来月は畑の様子をお伝えしますので、どうぞお楽しみに!
そして、ぐしちゃん銀バナナを召し上がってみたい方は、こちらからお取り寄せできます。
保存前のバナナの後ろにチラ見えしている素敵な箱に入って届きますよ!
https://ginbanana.com/
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
次回もまたどうぞよろしくお願いいたします。