寒中、お見舞い申し上げます。
野菜ソムリエプロの當間と申します。
日本本土の方ではまだまだ寒く、今年は特に大雪による被害や影響もいかばかりかとお察しいたします。
どうぞ皆様、お気をつけられてお過ごし下さい。
沖縄の方では、寒緋桜:カンヒザクラが開花を迎え先週末には本島各地にて桜まつりのイベントが行われました。
別名、ヒカンザクラ(緋寒桜)とも言われますが、別種のヒガンザクラ(彼岸桜)と混同されるためカンヒザクラと呼ぶことが多いです。
原産地は台湾や中国南部。濃いピンク色(緋紅色)の一重咲きの桜です。
花弁は5枚あり雑木で繁殖力も強いそうです。我が家の庭にもこぼれ種から育った桜の木がいつの間にか大きくなり今年から花を咲かせています。
なるほど確かにといったところです。
以前3月の中頃に京都の上賀茂神社を訪れた際にカンヒザクラを見かけ驚いたことがありました。
亜熱帯性の桜でありながら比較的耐寒性もあるらしく、関東でも育つことがあるようです。
沖縄本島での開花は1月中旬ごろ北部地域の八重岳辺りから始まり、南下します。
最後は那覇南部地域になりますので我が家はこれからが見頃です。
沖縄の桜前線は南下?と思いますが、それにはちゃんと理由があります。
寒緋桜は「寒さ」によって開花するという性質があるため、冷え込みの早い北部地区から開花するというわけです。
さて、今回は以前から気になっていた花の砂糖漬けを、庭の桜の花で作ってみました。
噛むと桜の花の香りがふわっと口の中で香り、一瞬目の前に桜の花が現れたように感じます。
ちなみに桜の花にはビタミンB、A、Eなども含まれているそうですよ。
今日は、最近ハマってよく作っている抹茶のガトーショコラと良く合います。
横に添えて一人ティータイムを楽しみます。