野菜ソムリエプロ手登根節子の「冬のうるま市恒例のヤマイモスーブ」

皆さん、こんにちは。
野菜ソムリエプロ、テトネーぜキッチンの手登根節子です。

ヤマイモ(ダイジョ)は東南アジアが原産です。
沖縄ではうるま市石川山城が発祥の地と言われ、昔から滋養強壮にいいといわれ、100年ほど前から栽培されている島野菜のひとつです。

ツルを伸ばして茂り、根の部分に栄養分を貯え巨大なイモを作ります。
1株が100kg以上になるイモもあることから、本島中部地域ではイモの大きさを競うヤマイモスーブ(勝負)が毎年盛大に開催されています。
白イモと赤紫色のイモがありますが、一株の大きさを競います。
今年はうるま市産業まつり会場のうるマルシェで行われ、赤イモは278kg、白イモは199.3kgが優勝しました。

粘りが強く、赤イモは調理用の着色料として利用され、白イモはお菓子や煮つけなどにして食されます。
蒸したヤマイモとスーチカー(豚肉の塩漬け)、にんにく葉の炒め物は有名です。

テトネーゼキッチンでは2月25日(土)、うるマルシェキッチンスタジオでヤマイモを使った料理教室が開催されます。

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