我が家のご飯は、基本的に発酵xヴィーガン。
その基本となる発酵調味料をいろいろ仕込んでいますが、昨年初めて挑戦したのが「My醤油」仕込み。
すっかり熟成して、美味しい醤油ができました。
醤油仕込みと聞くと、いかにも本格的な感じですが、醤油麹を起こすところはプロにお任せし、作業としては、おいしい塩で食塩水を作り、醤油麹と混ぜて瓶に詰める、という簡単この上ないもの。
あとはしばらくかき混ぜる作業が必要なだけです。
ここで言う「醤油麹」とは、醤油と米麹で作る調味料としての醤油麹ではなく、醤油を作るための麹のことです。ややこしいですね(笑)。
大豆と小麦を合わせたものに種麹を混ぜて麹にしたもので、甘酒や味噌作りに使用する米麹(米に種麹を混ぜて麹にしたもの)の大豆+小麦版と言えば想像がつくでしょうか。
醤油を自宅で仕込むメリットとしては、なんと言っても搾りたての醤油が味わえること。これはなかなかないことですよね。
そして、醤油を絞った後の搾り粕「醤油粕」が手に入ることです。
この醤油粕は味噌のように使えます。原材料も無駄なく活用することで、SDGsにも繋がりますね。
写真は、ボウルが搾った醤油、お皿が醤油粕。大きい瓶が仕込んだ醤油、手前の瓶は搾った醤油です。
さて皆さんは、醤油を買うときのこだわりはありますでしょうか。
日本の伝統的発酵調味料の一つである醤油の原料は、大豆、小麦、塩。この3種類のみです。
ご家庭の醤油のラベルをチェックしてみましょう。
これ以外の原材料が記載されていたら、残念ながら、その醤油は発酵を止められたもの、もしくはあたかも熟成発酵させたかのように大量生産されたものかもしれません。
熟成に1年ほどかかるものの、簡単に仕込める醤油。
発酵熟成させた醤油を使うと、料理の味も変わります。
今年は醤油仕込みに挑戦してみませんか?
簡単そうだけど、やっぱり不安、と思われる方は、一緒に仕込みましょう!
醤油仕込みワークショップ、開催します。
どうぞお気軽にお問合せくださいませ。
津波真澄 Instagram: https://www.instagram.com/masumitsuha/