野菜ソムリエプロ野原長乃の「八重瀬町カラベジとカラベジプロジェクト」

今回は私が推進委員として参加している八重瀬町カラベジとカラベジプロジェクトについてご紹介します。

八重瀬町はピーマン、紅芋、マンゴー、オクラなど、6つの農産物が沖縄県の拠点産地として認定されるなど、古くから農業の盛んな地域です。

八重瀬町商工会が町の彩り豊かな農産物(カラベジ)に着目して始まったのが、八重瀬町カラベジプロジェクトです。

『カラベジと』はカラフルベジタブルの略です。

『カラフルベジタブル』とは
・太陽の恵みをいっぱい受けたカラフルな元気野菜
・サンゴ由来の肥沃な大地の力を最大限活用したカラフルな野菜
・海のミネラルをいっぱい浴びて育ったカラフルな野菜
・自然を活かすことで、過剰な化学肥料、科学農薬を削減する農業で育てる元気野菜
・八重瀬町、八重瀬町商工会、農家が協力、環境問題への取り組みで生まれた元気野菜
と定めました。

また生産する農家さんをカラベジファーマーとして認証する、『カラベジファーマー認定制度』として2018年にスタート。
土づくりと栽培管理、また土壌流出防止などの環境に配慮した持続可能な農業を目指して勉強会を行い、『安心、安全で美味しいカラベジ』として販売拡大を行なっています。

今回、コープおきなわの5店舗(アップルタウン、牧港、小禄、国場、寒川)にて、7月1日から販売がスタートしました。

ピーマン、赤ピーマン、ハンダマ、ミニトマト、ゴーヤー、島らっきょう、若摘みうんちぇーばーなどが並んでいます。

写真の料理は私の大好きな若摘みうんちぇーばーと島ラッキョウの発芽玄米味噌炒めです。

カラベジプロジェクトでは琉球大学の学生やNPO法人おきなわグリーンネットワークさんと未来に残す環境と農業をテーマにイベントも開催しています。

現在は、次の農作物を作るまでの間、土壌流出防止と土づくりのために保育園児とひまわりの種を植え付け、収穫し、加工する『ひまわりプロジェクト』が進行中です。

ひまわりの花が咲いたら夏の収穫祭を開催予定です。開催日は後日お知らせいたします。

今回は八重瀬町カラベジを紹介させていただきました。
コープおきなわ5店舗にて販売中ですので、どうぞよろしくお願いします。

http://www.karabezi.net/

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