野菜ソムリエ上級プロ堀基子の「やんばる食材にこだわる沖縄産チョコレート」

ベジコラボOkinawaのメンバーブログへようこそ!
代表の野菜ソムリエ上級プロ堀基子です。
メンバーが3日おきにフレッシュな情報をお届けする、このメンバーブログを通じて、一人一人の得意分野や個性を知っていただけたらと存じます。

さて、前回に続き今回も、沖縄で上質なチョコレートづくりに取り組むOKINAWA CACAOさんのお話です。
Bean to Bar(ビーン・トゥ・バー)とは、カカオ豆から板チョコまで一貫して手がける手法のこと。
OKINAWA CACAO代表の川合さんは、Bean to Barにこだわり、地元食材にこだわり、丁寧な手仕事にこだわって、2016年から沖縄で高品質なチョコレートを作っています。
チョコレートと組み合わせているシークヮーサー、パイナップル、島バナナ、スイカ、カラキ(シナモンの一種であるオキナワニッケイ)、泡盛などは、すべて沖縄産。
それも、できる限り、やんばる産、大宜味村産にこだわっています。

沖縄本島北部の大宜見村は田嘉里の集落にオープンしたばかりの新工房&カフェの店頭には、魅力的な商品がずらりと並んでいました。
さっそく店頭で、定番の板チョコのうち、シークヮーサーとカラキを試食させていただきました。
甘さ控えめで、なめらかな舌ざわりのチョコレートに、爽やかなシークヮーサーの香りや、優しいカラキの香りがよく合い、それはまさに大人のための上質なフレーバーチョコレートです。
思わず全種類を大人買いして持ち帰りましたが、甘い香りがたまらない月桃、ほんのりと香る泡盛まるたも絶品でした。

中でも私が心惹かれたのは、地元のフルーツを生かした「やんばるドライフルーツのチョコレート」です。
シークヮーサー×ウガンダ70%チョコレートは、シークヮーサーの香りと酸味、果皮の苦味が、意外なほどチョコレートとマッチしています。
スイカ×ウガンダ100%チョコレートは、驚くほど濃厚なスイカの味わいとチョコレートの風味が絶妙なバランスを奏でています。
パイナップル×ブレンド60%チョコレートは、パイナップルの酸味と甘みが引き立ち、まるでスイーツのような美味しさです。
島バナナ×ガーナチョコレートは、島バナナの甘味とほのかな酸味に、柔らかに香り立つカラキがとてもいいアクセントになっています。
見た目も愛らしく、沖縄の野菜ソムリエとしてハートをわしづかみにされてしまいました。

また、チョコレートドリンクやスイーツなどのメニューもあり、
私たちも2階のカフェスペースで、オリジナルブレンドのチョコレートドリンクと、パッションフルーツのムースショコラを堪能しました。
2階へと続く階段の窓から望む民家の赤瓦の屋根や、2階から見渡すやんばるの森の緑に、心癒されるひとときでした。

OKINAWA CACAOさんのチョコレートドリンクやチョコレートは、大宜見村の58号線沿いにあるOKINAWA CACAO FACTORY AND STANDでも楽しめますし、
板チョコレートやドライフルーツのチョコレートなどはホームページのオンラインストアでも購入できます。

沖縄の新たな農産物として、そして地元食材を生かした6次加工品として、OKINAWA CACAOさんのチョコレートをこれからも応援したいと思っています。

OKINAWA CACAOホームページ
https://okinawacacao.com

ローショコラティエ協会ホームページ
https://www.rawchocolatier.org

カテゴリー

PAGE TOP