野菜ソムリエプロ野原長乃の「島ごぼうとご飯で作るかりんとう」

こんにちは。
野菜ソムリエプロ、食物アレルギー対応食アドバイザーの野原長乃です。

旧盆も無事に終わり、日常が戻っています。
沖縄の盆に欠かせなかったのが「ごぼう」です。

今年は直売所で島ごぼうを見かけ購入ました。
ウンケージュウシーやウークイの重詰料理に使いましたが、
短いものや細くて小さいものは使わずにいました。
今回はこの島ごぼうとご飯を使って、食物アレルギーに配慮した小麦粉、卵不使用のかりんとう風のおやつを作りました。

キク科ゴボウ属に分類され、ヨーロッパ、シベリア、中国東北部が原産地です。
ごぼうは解毒や解熱、せきを鎮めるとして使われてきました。
水に溶ける水溶性食物繊維、水に溶けない不溶性食物繊維、共に豊富に含んでいます。
水溶性食物繊維は食べ物をゲル状にして消化吸収を遅らせ、血糖値の上昇を緩やかにします。
不溶性食物繊維は便のかさを増やすとともに腸壁を刺激して蠕動運動を活発化させ、腸内の有害物質を排出させます。
どちらとも腸内環境の改善に欠かせない栄養素です。

腸内環境を整えるための食物アレルギー対応食として試作したのですが、これが美味しくて作ったその日でなくなりました。
時間があったら試してみてください。

「島ごぼうとご飯で作るかりんとう」

・材料A
島ごぼう(皮付きのまま使用) 80g  
ご飯 40g
水 1/2カップ
自然塩 1g
ごま油 小さじ1

・材料B
黒糖(またはてんさい糖) 大さじ1~2
水 大さじ1~2
甘さは調整してください

・作り方
1.島ごぼうをゆで、ミキサーに入るくらいの大きさに切ります。
2.材料Aをミキサーにかけます。
3.鍋に移し、おかゆ状になるまでかき混ぜながら火にかけます。
4.オーブン120℃に予熱します。
5.天板にクッキングシートを敷き、③をスプーンで棒状にして並べ、120℃で60分焼きます。
6.材料Bを鍋に入れて火にかけ⑤を入れ照りが出るように絡めます。

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