野菜ソムリエプロ齋藤珠美の「シークヮーサーのすすめ」

収穫が始まった青切りシークヮーサー。
8月始めに沖縄を襲った台風6号の影響で一部実が落ちたものの、今のところ順調に育ち、昨年よりやや多い3800トンあまりの生産が見込まれているそうです。
(北部地区シークヮーサー生産・出荷・販売推進会議)

この小さな柑橘には、健康をサポートしてくれる栄養もたっぷり。
一番注目なのが、フラボノイドの一種ノビレチン。
非常に高い抗酸化作用があり、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、血管を保護する効果や血糖値の上昇を抑える働きも期待されています。

また、体内の疲労物質、乳酸を分解し疲れにくい体を作るクエン酸は、レモンの約2倍も含まれています。

健康をサポートしてくれるシークヮーサー。
私の活用方法は、毎朝の習慣となっているグリーンスムージーに加えること。

スムージーは、甘み、酸味、とろみ、水の量のバランスが大切。
そのバランスを考えながら、身体が喜ぶグリーンスムージー作りを日々楽しんでいます。

この時期おすすめのグリーンスムージーは、
「夏を乗り切る!モロヘイヤとパイナップルのグリーンスムージー」

【材料 (出来上がり700cc) 】
モロヘイヤ葉 3枝分
パイナップル 1/3個
梨  1個
青切りシークヮーサー 5個 (1個は後から加える)
水  100cc

シークヮーサー(4個分)は外皮をむき半分に切って種を取り、他の食材、水と一緒にミキサーかブレンダーで攪拌。
グラスに注ぎ、飲む直前にシークヮーサー(1個)果汁を絞ります。

最後に酸味の強い柑橘を少し加えると、味がキリッと引き締まるので、他のスムージーにもお試しください。

ドリンクにはもちろん、お料理やドレッシング、スイーツ作りに。
爽やかな香りの青切シークヮーサーをぜひどうぞ!

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