野菜ソムリエプロ齋藤珠美の「ツヤツヤな果実レンブで楽しむデザート」

艶やかでかわいらしい形と色合いが目をひく果実「レンブ」。
沖縄では6月から8月頃に出回る熱帯フルーツです。

いくつかの品種があり、薄いピンク色や濃い赤色のものがよく見られ、また日持ちがしないため流通には向かず、地産地消されます。

優しい甘味と酸味、後味に若干の渋みがあります。
梨やセロリのようなシャキシャキとした歯ざわりで、味は淡白ですがちょっとワイルドな風味でしょうか。
渋みがクセになる!なんて方もいるようですよ。

店頭でレンブを購入していたベトナムの方に食べ方を伺ったところ、そのまま塩をかけて食べるんだそう。
そのまま食べるには少し渋みが気になるので、コンポートにして楽しみました。

「シャキシャキレンブのコンポート」

【材料】
レンブ 150g / レモン果汁 小さじ1/2 / 水 100cc / 砂糖 20g

【作り方】
1.レンブはヘタとお尻の割れ目の部分を切り落とし、縦6~8等分に切る。
2.鍋に、水・砂糖を入れ加熱し、砂糖が溶けたら1のレンブを加え中火で1~2分加熱する。
3.火を止め、レモン果汁を加え軽く混ぜる。容器に移し、冷蔵庫で冷やしていただく。

ポイントは、レンブのシャキシャキ食感を残すために短い時間で加熱すること、甘さはお好みで調整してください。
出来上がりの食感は、少し固めの桃のような感じで、渋みも抜けてとっても食べやすくなります。
アイスやヨーグルトに添えたり、炭酸水のドリンクに、またゼリーなどにもおすすめです。

レンブに出会ったらぜひどうぞ!

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