野菜ソムリエ照屋法子の「命薬(ヌチグスイ)・長命草の魅力」

こんにちは!野菜ソムリエの照屋法子です。

まだまだ暑い沖縄ですが、日が暮れるのも早くなり、
夜になると涼しく、秋の気配を感じます。

さて、今回は「長命草」!
サクナ、ボタンボウフウと様々な名前で親しまれている長命草の魅力をご紹介致します。

「長命草」は沖縄自生の野菜で、風当たりが強い海岸沿いの岩場で海水を浴びながら自生している生命力の強い植物です。
与那国の長命草が有名ですが沖縄の本島でも畑で栽培されています。
沖縄方言の「チョーミーグサ」は「長命草」の意で牡丹防風は長寿に繋がる縁起の良い薬草とされています。

味はほろ苦さがあり、セリ科ならではの爽やかな香りが癖になります。
葉は少し硬いので、細切りにして調理をすると食べやすく、和え物、サラダなどに活躍します。
魚を煮る際には臭み消しとしても大活躍!
また、カルパッチョなどの刺身との相性も抜群です!

昔からの言い伝えで、一株食べると一日寿命が延びると言われており、高い抗酸化に期待がもてます。

ビタミンC、ミネラル、ポリフェノール、カルシウムなどを含み、栄養素がたっぷり‼️
日々の食卓に取り入れて頂きたい魅力的な長命草です。

今回は簡単にできる一皿「長命草の白和え」を作りました。

長命草は葉をいくつも重ねて細かく千切りに。
そこに絹ごし豆腐、自家製めんつゆ、すり胡麻、桜海老、りんごをお好みで入れ、かき混ぜるだけの簡単な一皿です。
季節の果物、秋ですと柿、梨等ジューシーな果物との相性は抜群です!

ぜひ、楽しみながらアレンジして作ってみて下さい!

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