今回は、これからの猛暑の時期に野菜が少なくなる沖縄で、夏の野菜不足を補うために1980年頃に国際農林水産業研究センターにて品種育成された、うりずん豆をご紹介します。
鮮やかな緑色のうりずん豆は新緑の色に似ていることから、うりずん(旧暦で2月〜3月梅雨入り前までの初夏を指す言葉で「潤い初め:うるおいはじめ」が語源とされています。)と呼ばれています。
食物アレルギーでお肉やお魚が食べられない方にはおすすめです。
たんぱく質が豊富で、抗酸化作用が強いカロテンやビタミンC、食物繊維なども多く含まれ、生活習慣病予防や免疫力を高めたりする働きや、美しいお肌、若々しい身体作りを目指すにはおすすめのお野菜です。
また、野菜からしか摂取できない脂溶性ビタミンのひとつビタミンKは、カルシウムを骨に定着させる働きや、骨からのカルシウムの流出を防止する働きや血液を凝固させる成分の合成に関わっています。
葉や花、熟した豆や地下芋のすべてが食用とされます。
サッと茹でて、ごま油で炒め塩胡椒がシンプルでおすすめです。
選び方は鮮やかな色でさやのひだが美しく整っているものを選びます。保存は通気性のある紙に包み直射日光を避けて保存。
うりずん豆は切らずに熱湯に塩を加え1分硬めに茹でます。冷凍保存もおすすめで、凍ったまま調理に使用できます。
見かけたら是非お試しくださいね。
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