秋の行楽シーズン到来。
海外から日本を訪れる旅行客も多く、通訳案内士でもある私は繁忙期に突入しています。
休日がほとんどないスケジュールではありますが、業務のおかげで沖縄を飛び出し、各地で沖縄ではあまり見かけない農産物を楽しめることに感謝しています。
そんな中、今月九州で立ち寄った道の駅で見つけたのが「アケビ」。
アケビは日本、中国、朝鮮半島が原産で、日本の山野に自生しているものの、全国生産量の約9割は山形県。
沖縄ではほぼ見つけることができない物珍しさから、お客様をご案内中にも関わらず、自分のための買い物をしてしまいました(笑)。
みなさまは召し上がったことがありますでしょうか。
一般的には果実の中心にある、白く柔らかい部分が食用。
甘みがあり、なかなか美味しいのですが、黒い種がたくさん含まれています。
苦味があるので普通は吐き出します。
しかし私は全てを味わいたくて、ぽりぽり食べちゃいました。
樹上で完熟すると、パカーンと割れるアケビ。
その状態が一番美味しいはず!
でもその状態では市場に出回らないため、購入したアケビは柔らかくなるまで待ち、ナイフで切り開いていただきます。
主産地の山形では、皮を炒め物や味噌炒め、揚げ物にし、山菜料理の一環として親しまれているとか。
地方の伝統料理、ぜひ味わってみたいものです。
津波真澄 Instagram: https://www.instagram.com/masumitsuha/