野菜ソムリエプロ當間好乃の「自家製梅シロップで作る舌触りなめらかソルベ」

大型連休も明け、ほっと一息つかれていらっしゃる親御さんも多いのではないでしょうか?
沖縄ではこの連休期間中に梅の実のシーズンを迎えます。
1〜2月の寒い時期に純白の小花を沢山咲かせ、辺りを優しく高貴な香りで包みます。
その時期は早朝からどこからともなく蜜蜂が多く訪れ花から花へ飛び回り、私を楽しませてくれます。
そして4〜5月の連休期間中に収穫の時期を迎えます。

沖縄で栽培されるのは主に本島北部、名護市源河や本部町伊豆味地域で、「台湾小梅(タイワンコウメ)」と呼ばれています。亜熱帯で育つ品種で、その昔台湾から移入されたものだそうです(詳細はすみません、わかりません)。
我が家は北部地域ではありませんが、亡き父が梅の花が大好きな私のために沖縄でも花や実をつける「台湾小梅」の苗木2本を庭に植えてくれたものです。

今年は昨年に比べ、実も良く太り、より多くの梅の実を収穫することができました。
また京都から帰省していた娘家族も一緒に収穫を楽しみ、梅シロップ用に仕込みました。(個人的には梅干しにしたいのですが。)

今回は梅シロップを使った鬱陶しい梅雨でも喉越しスッキリの簡単ソルベをご紹介します。
炭酸水で割って凍らせて撹拌するだけのシンプルだけど梅の美味しさを存分に楽しめるデザートになります。
フードプロセッサーを使うと舌触り滑らかな上品なソルベができますよ。
是非お試しになってみて下さいね。

『口溶け滑らか〜梅のソルベ』
<材料>梅シロップ 150ml
炭酸水   150ml~180ml(甘さスッキリ)
<作り方>
1.パッドにラップを敷き、材料の梅シロップと炭酸水を入れ混ぜ、冷凍庫で2~3時間固める。
2.1.をラップから剥がしフードプロセッサーで撹拌するか、なければそのままフォークでよくかき混ぜたら手早く容器にいれ冷凍庫でさらに冷やします。2時間ほど冷やして後、スプーンなどですくい、器に盛り早めに頂きます。

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