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野菜ソムリエプロテトネーゼキッチンの手登根節子です。

今回は沖縄伝統野菜のイーチョーバーを使って、だれでも簡単にできるアヒージョを紹介させていただきます。

イーチョーバーとは、セリ科ウイキョウ属の多年草で、別名スイートフェンネルと呼ばれるハーブの一種です。
1月～6月頃に葉がふさふさと茂り、初夏から秋まで花や実をつけます。
イタリア料理などによく利用される、同じ仲間の白く太い花茎の一年草のフローレンスフェンネルもあります。

糸状の細かいフワフワしたイーチョーバーの生葉は甘い香りで、魚料理などの臭み消しとしてよく使われます。
生葉をペースト状にしたイーチョーバーソースもいろいろアレンジできて便利です。
また、生葉を天ぷらにしたり、泡盛に漬け咳止めとしても利用されます。
生葉のハーブティーもおすすめです。

イーチョーバーは、イー（胃）チョー（腸）バー（葉）の字のごとく、胃腸にいい薬としてイーチョーバーの成分が胃腸薬に使われています。

簡単アヒージョ（直径18cmフライパン1個分）
①フライパンにオリーブオイル100gを入れ、島にんにく2〜３片と島唐辛子1本を入れ弱火で加熱する。
②香りが出たらアサリ200gを入れ、アサリが開いたらきのこやトマトなどの野菜を入れ火を通す。
③最後に塩コショーで味を調え、イーチョーバーの生葉を適量トッピング。バケットを添える。
オリーブオイルに食材の旨みが溶けだしているので、バケットやパスタに浸していただきましょう。