野菜ソムリエ上級プロ堀基子の「ぐしちゃん銀バナナの畑から~絶賛成長中!~」

ベジコラボOkinawaのメンバーブログへようこそ!
代表の野菜ソムリエ上級プロ堀基子です。
メンバーが3日おきにフレッシュな情報をお届けする、
このメンバーブログを通じて、一人一人の得意分野や個性を知っていただけたらと存じます。

私が応援している沖縄産「ぐしちゃん銀バナナ」。
先月に続き今回も、その畑で成長する様子をお伝えします。

前回はバナナの花に実がついたところまでをご紹介しましたが、今回はその続きです。

大きな赤い花から姿を現した頃は、ほっそりと痩せっぽちだったバナナのベビーたち。
2m以上もある長く大きな葉がふり注ぐ亜熱帯の太陽の光をたっぷりと浴び、光合成によって作り出された栄養が果実に届き、じっくり美味しく育ってゆきます。

畑のバナナを見上げてみると、大きな透明の袋がかぶせられています。
その理由を聞いて、驚きました。
まずは、大きな葉が風に揺すられて、果実の皮を傷つけないため。
そして、天敵に果実を食べられないようにするためなのだそうです。

さて、ここでクエスチョンです!
ぐしちゃん銀バナナの天敵とは?

ハブ?マングース?・・・・・・正解は、なんとコウモリ!
甘くて美味なぐしちゃん銀バナナは、コウモリの大好物なのだとか。
そのため、こうして透明な袋をかけて守ります。
さらに、コウモリ除けに、金属製のブラシのような器具を、果実の上部に取り付けることもあるそうです。

ぐしちゃん銀バナナは、こうして大切に育てられていますが、季節によってサイズが変わります。
真夏の太陽を浴びて育ち、秋に収穫される果実に比べ、冬に収穫される果実は、ちょっと小ぶりになるのです。
いずれも自宅で追熟中の「ぐしちゃん銀バナナ」ですが、タグがあるのが秋の収穫、タグが無いのが冬の収穫のもの。
ちょっと小さくなったとはいえ、濃厚な甘みとほのかな酸味のハーモニーがたまらない美味しさに変わりはありません。むしろ、おなじみのバナナ1本は1人で食べきるにはちょっと大き過ぎて・・・・・・という方には、この食べきりサイズの小ぶりな冬の「ぐしちゃん銀バナナ」が人気なんです。

3日後のメンバーブログでは「ぐしちゃん銀バナナ」を楽しむオリジナルレシピを、そして来月も畑の様子をお伝えしますので、どうぞお楽しみに!

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
次回もまたどうぞよろしくお願いいたします。

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